新築注文住宅で、費用面での意外な落とし穴なのは外構です。
ハウスメーカー提携の外構工事は費用が高いとはよく言われています。
その対応策としてよく言われるコストダウン方法は、相見積もりですよね!
ただ、元々馴染みの外構工事業者を知っているならともかく、設計の打ち合わせと併行して業者を探すのって億劫ですよね。
ハウスメーカー選びで四苦八苦したのに、また外構工事業者を探すことを考えると気が進みません。
私達も住友林業のグループ会社であり、外構を担当する住友林業緑化に見積を提示してもらいました。
ただ住友林業緑化からの見積を提示してもらったものの、他社の相場感がわからないので素人である施主には実際に高いか安いかってわからないですよね。
外構工事の相場がわからない…
住友林業緑化の金額が適正かどうかを知るという意味でも他社からも見積を取ることをおすすめします。
ただ果たしてそれがコストダウンに直結するのでしょうか?
後悔しないのは他社からも見積を取ることですが、一概にハウスメーカー提携外に頼むことがコストダウンに直結するわけではありません。
今回はその理由についてまとめていきたいと思います。
目次
外構業者探しは早目に!
外構工事を住友林業緑化に頼むか、別の外構業者を探すか…
私たちは決定できないまま基本プランを確定させてしまいました。
一度経験した身としては、外構工事業者探しは少しでも早い方が良いです。
でも間取りや外観が確定していなくても大丈夫?
緑化でも提携外の外構業者でも工事に入るのは建物本体工事が終わってから。
それまでだったら多少の変更は可能だから大丈夫!
実際に複数の外構業者さんと打ち合わせをして、どこの外構業者さんも契約の内容よりも自社と契約するということに重きを置いていて、多少の変更は問題ないという雰囲気でした。
外構工事も大量の資材をメーカー(LIXILやYKK等)から発注するものの、倉庫の場所を逼迫するため着工する数ヶ月も前から用意しておくことはまずありません。
工事に影響の無い時期に発注して、長期間保管せずに着工します。
なので外構工事の職人さんたちのスケジュールさえ抑えておけば、建物本体工事の出来栄えを見ながら多少の変更も受け入れてくれます。
契約時点で発注している可能性もあるので、増”減”のうち”減”は嫌がられるかもしれません。減が無いように最初はシンプルに見積ってもらいましょう。
なので外構は緑化に頼むと決めている!という方は別として、提携外の業者を早い段階から探しておいて損はないでしょう。
住友林業緑化の場合は?
変更が可能なのは住友林業緑化の場合も同様です。
外構も含めての着工合意ですが、本体工事の後でも多少の変更は間に合います。
外構工事着工寸前にフェンスを追加したこともありますよ。
業者次第では結局高い
住友林業緑化が高いから他から見積を取ると言っても、結局安くならないのであれば意味がありません。
高くなる理由の一つは中間マージンです。
住友林業緑化をはじめとする外構大手企業では、一つの工事に非常に多くの人が関わっています。
結局一番高くつくのは人件費です。
多くの人が関われば関わる程、工事費は高くなります。
自社施工ではないというような、住友林業緑化と同じ様な構造の大手外構業者に発注すると結局高くなってしまいます。
提携外だから確実に安くなるわけではありません。
結局中間マージンを取るのが住友林業緑化から他社の外構業者に変わるだけなので、コストダウンという意味では効果が薄れてしまいます。
それくらいなら住宅ローンを使えるハウスメーカー提携の住友林業緑化がいいですよね。
大手に頼むよりも可能な限り施工店(職人さんたち)に近い会社に依頼した方が安くなることは確実です。
ただ一概に安くなるのがいいとも言い切れません。
高い工事費には品質管理料等や安全対策費も含まれていることは念頭にいれておきましょう。
前回の記事で述べたように住友林業緑化では通称”ハンドブック”により、厳密に品質管理をしています。
住友林業緑化までの高品質は求めずとも、手抜き工事をしない安全な施工をしてくれる良心的な施工店を見つけたいですね。
まとめ
今回の記事は外構業者のコストダウンは相見積もりって本当なの?という内容についてまとめました。
外構業者をハウスメーカー提携外にしたからと言って、下手に選んでしまうと中間マージンを取る業者が変わるだけで、コストダウンには直結しません。
それくらいなら住宅ローンを使えるハウスメーカー提携の住友林業緑化等の外構業者がいいですよね。
コストダウンを狙うなら施工店に近い業者を狙いましょう。
ただコストダウンだけを狙い続けると、手抜き工事をされてしまう可能性もあります。
住友林業緑化では値段は高いものの、手抜き工事をされないように品質管理されているので、やっぱり安心です。
次回は実際に外構業者探しに奔走した話を記事にしたいと思います。
今回はここまでとさせていただきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
設計の打ち合わせと一緒に出来てしまう住友林業緑化の安心感よ…