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注文住宅を建てる際、色々なハウスメーカーや工務店と打ち合わせをして見積もりをしてもらうと思うのですが、契約前の段階は見積もり価格が適正かどうかってかなり気になりますよね。
他にも「他のハウスメーカーと比べてどうなの?」って気がして仕方がないですよね。
他のハウスメーカーだったらもっと安いのでは…?
今回は主に契約前の方に向けた記事として、平均請負金額を紹介します。
目次
平均請負金額とは?
平均請負金額はハウスメーカーの決算報告の投資家向け情報を見て、下の式で算出します。
平均請負金額=請負受注金額÷受注棟数
ハウスメーカーの請負金額なので、設計料や諸費用は含みますが、外構工事費や土地の費用は含みません。
中央値を算出することは難しいですが、平均値を算出することで、ハウスメーカーがどの価格帯を扱っているかがわかるのではないでしょうか。
ある意味坪単価よりわかりやすいかも♪
住友林業
まずは私たちが建てた住友林業です。
住友林業の2022年の平均請負金額は、、、、
3,950万円/棟
でした。
建てたからわかる、なかなかリアルな金額…
ちなみに他のデータと併せて紹介すると、以下の表のとおりです。
1年で200万円上昇していますが、2023年の見通しではセミオーダー型商品「フォレストセレクション」の拡販を図り、棟数は前期比プラス、単価は前期並みの予想となっています。
積水ハウス
続いて住友林業と競合する方も多いのではないでしょうか、積水ハウスです。
積水ハウスの平均請負金額は、、、、
4,558万円/棟
でした。
ちなみに積水ハウスも2021年度は4,265万円と、1年で300万円近く上昇しています。
資材価格高騰の影響を受けるも、売上総利益率の低下は会社計画想定内とのことでした。
ヘーベルハウス
高級路線のハウスメーカーの一つとして挙げられるヘーベルハウスは、実は化学メーカーである旭化成グループの住宅事業を担う旭化成ホームズの主力商品名です。
その出自を辿ると意外なところが…
そんなヘーベルハウスの決算ですが旭化成グループなので、サランラップ等と同様に扱われます。
ただそんな大企業の中でもヘーベルハウスは稼ぎ頭なので、幸いにも平均請負金額を見つけることができました。
そんなヘーベルハウスの平均請負金額ですが、、、
4,296万円/棟
でした。
さすが高級路線ハウスメーカー、積水ハウス程ではないにしても、圧巻の4,000万円超えでしたね!
大和ハウス
続いて大和ハウスです。
実はハウスメーカーとしては一番歴史がある大和ハウス、そんな大和ハウスは注文住宅で培った技術を活かして賃貸マンション等にも力を入れています。
そんな大和ハウスの平均請負金額ですが、、、
4,440万円/棟
でした。
こちらも圧巻の4,000万円超えです。
ハウスメーカーの中でも高額路線のメーカーで建てるとなると、建物だけで4,000万円は覚悟しておいた方が良さそうですね!
日本ハウスHD
続いて高額ハウスメーカー路線から外れて、「檜の家」でお馴染みの日本ハウスHD。
そんな日本ハウスHDの平均請負金額ですが、、、
3,039万円/棟
でした。
住友林業と同じく木を大事にしている印象があるハウスメーカーですが、お値段の方は住友林業と比較するとかなりお得になるようです。
タマホーム
ローコスト系の注文住宅会社代表とも言えるタマホーム。
ついついローコストという言葉に目が行きがちですが、
「品質も、価格も、叶う家」として売り出しています。
そんな日本ハウスHDの平均請負金額ですが、、、
1,970万円/棟
でした。
2,000万円を下回るという、他のハウスメーカーと比べて圧巻の安さです。
このご時世にこの値段で建てれるのなら、業績が良いのも納得
まとめ
今回は決算資料より、各ハウスメーカーの平均受注単価を調べました。
高級路線であるハウスメーカーは4,000万円超えなのに対し、ローコスト系だと2,000万円を下回るという、幅広い結果が見られました。
個人的に意外だったのが住友林業がそこまで高額ではなかったというところです。
住友林業って意外とお買い得…?
今回はここまでとさせていただきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
ぼったくられてない…?