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このブログは住友林業で平屋を建てることとした私達が、これから家を建てる皆様に知っていただきたいという思いから始めたブログです。
今回の記事は住友林業との値引き交渉とその結果についてです。
住友林業の値引きの仕組みについては下記記事をご覧ください。
目次
予算オーバー!
下記記事でも記載しましたが、私達はハウスメーカーに伝える予算を1割少なく伝えました。
案の定、伝えた予算は軽くオーバーしました。
伝えた希望は住友林業側で取捨選択されており、全てが反映されたわけではない状態で予算オーバーです。
私達の希望と予算が釣り合っていないことを痛感しました。
住友林業はかなり魅力的でした。
良い物は高い、当然です。
それでももう少し安くならないかという淡い期待を抱きながら、住友林業との値引き交渉に臨みました。
値引き交渉
私達は下記の記事でも少し触れましたが、商談に途中から担当営業さんと統括店長(営業統括)が同席してくれるようになりました。
統括店長、口調や振る舞いはもちろん丁寧なのですが、やはり威圧感も若干感じました。
担当営業さんも統括店長が同席している間は基本的に気を使って発言を控えています。
…(沈黙)
また、統括店長さんは担当営業さんとは正反対で他社批判が多かったです。
これは統括店長の住友林業への愛が強すぎるためでした。
振り返ってみると、統括店長の住友林業愛が強すぎるが故に出てしまう他社批判であったのかなと思います。
値引き額を提示しない住友林業
そんな統括店長と同席の住友林業との商談ですが、なかなか最終的な値引き額は示してくれませんでした。
現状の資金計画はこの様になっています。
ありがとうございます。
ちなみにこれが最終的な金額ですか?
いえ、違います。
ここからまだ下がるとは思います。
ここからどれくらい下がるんですか?
それは契約のご意向を示していただかないと、出せません。
!
これ以上の値引きは本社へ稟議書を通さないといけません。
契約のご意向をいただけなければ稟議書を書くことができません。
稟議を通さなければならないということであれば、もし契約出来なかった場合のお立場を考えるとおっしゃることも理解できます。
ただ稟議書を書くにあたって、恐らくそこで○○まで値引きという内容も織り込まれると思います。
現時点では正式な書面での見積書の作成は難しいのは理解していますので、口答でざっくりと値引き後の金額を教えていただきたいです。
契約のご意向をいただかないとお答えできません。
逆に金額以外で弊社と他社で迷う理由があればご教示下さい。
迷う理由と言いますか、ビッグフレーム構法やきずれパネルで手間がかかる施工をされており、金額が高くなるのは十分に理解できてます。
何より木へのこだわりが非常に魅力的に感じており、金額が他のハウスメーカーと同じだったら間違いなく住友林業を選びます。
ありがとうございます。
私も木造では住友林業が世界一だと思っています。
もちろん私達が金額を重要視しているのであれば、住友林業様は候補にも挙がらないと思います。
ただ金額を軽視しているわけではなく、わからない状態では契約の意向を示すことはできません。
評価という上から目線の言葉を使ってしまい申し訳ありませんが、その他の面と合わせて総合的に評価して決めるつもりです。
その中で金額も重要な要素です。
なので現時点では私達の中では住友林業は評価項目が一つ不透明なままという状態です。
ちなみにおいくらなら契約する等の目安はありますか?
この場面以外でも、何回も納得するラインを聞かれました。
最初にお伝えした○○○○万円です。
そこに収まれば一発なのですが…
ただ正直なところ他社様を含めて予算に収まっている会社はないです。
希望と予算が釣り合っていないことは自覚しています。
ただ現状他社様の方が安い金額を示していただいていまして…
同じ金額なら住友林業様で決めたいのですが…
正直他社様まで値段を落とすのは難しいです。
そうですよね。
ただ他社様も定価から安いわけではなく、値引きを頑張っていただいた上での金額ですので。
最終的に安いから決めるというわけではなく、自分達が納得できれば契約したいと思っています。
具体的にいくらを下回ればというのは設けておりません。
ただ他社様の金額は目安になるのかなと思っています。
(バチバチしてない…?)
…(沈黙)
金額は示さないスタンスの住友林業と話は平行線を辿るばかりで、住友林業との交渉は行き詰まっていました。
また5万円を支払ったもののプランは無限に提案してもらうものではなく、2つの提案が出たところで設計士さんとの打ち合わせも終わってしまっていました。
正直担当営業さんの情熱や木質感にはかなり惹かれていたものの、金額がわからないまま契約するのはかなりリスクがあると考えていました。
正直このまま住友林業が値引き額を示さないままということであれば他社と契約を考えていたところ、次の打ち合わせ前に担当営業さんから電話が…
金額がわからなければ契約のご意向は示せないとのこと、ごもっともだと思います。
次の打ち合わせで金額を提示致します。
ありがとうございます。
ちなみに具体的には〇〇〇〇万円を目指します。
!!!
(それはすごい…)
他社メーカー程安くはならないものの、値引き率で考えるとかなりの値引き額を検討していただいていることがわかりました。
もしそこまで安くなるのであれば、19%超えです。
契約前最終打ち合わせ
そして迎えた最終打ち合わせ…
統括店長は同席していませんでした。
こちらが最終的な値引き額です。
その結果は…
16.89%でした。(約500万円)
(※建物本体工事費に対しての値引き率で提案工事、サービス工事も含んでいます)
…あれ?
確かにすごい値引きですけど、お電話で聞いてた程の値引きではないですよね…?
申し訳ありません。
ダメでした…
営業さんの落ち込みから、かなり健闘してくれたのかと思われます。
多分店長との商談中に、私が少しバチバチした雰囲気になってしまったのも少なからずあったかもしれません…
若しくは、契約の意向を事前に伝えていればもっと値引きをしていただけた可能性もあります。
たられば言っても仕方ありませんが、住友林業から最終的な値引き額の提示があり、住友林業との商談は終わりました。
まとめ
他社とは異なりなかなか値引き額を示してくれなかった住友林業
恐らく他社の動向を見てから後出しで値引きを示すスタンスだったようです。
そんな住友林業の値引き率ですが、私たちは16.89%でした。
もしかしたらですが、上手く立ち振る舞うともっと値引きができたのかもしれません。
契約前にこの記事を読んだ方は、是非上手く立ち振る舞っていただきたいと思います。
今回はここまでとさせていただきます。
住友林業の値引きの仕組みについては下記記事をご覧ください。
三井ホーム、パナソニックホームズの値引き結果は以下の記事をご参照下さい。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
営業さん、設計士さん…伝えた予算に寄せる努力をしてくれてありがとうございます…