ブログにお越しいただき、ありがとうございます!
このブログは住友林業で平屋を建てることとした私達が、これから家を建てる皆様に知っていただきたいという思いから始めたブログです。
今回は契約後第7回打合せについてです。
今までの打合せ記録は下記ページをご参照下さい。
前回の宿題として残っていたプランの変更と、軒を深くする場合のコストについての紹介です。
目次
一条工務店と住友林業を比較すると?
住友林業と比較されることの多い一条工務店ですが、その違いを営業さんに聞いてみました。
営業さんの思う、一条工務店さんと比べて住友林業さんが優れている点はどこですか?
一つ目は一条工務店さんは間取りの制約があるのに対して、住友林業の設計の自由度の高さで優位です。
もう一つ、弊社は”軒”を重んじています。
軒の出が長いとどうなる?
住友林業では『涼温房(りょうおんぼう)』と謳っています。
夏は高度が高い太陽の日差しを深い軒で遮り涼しく、冬は高度が低い太陽の光を招き入れることで暖かさを保ちます。
また紫外線や雨風から屋根により守る範囲が増えるので、外壁の長寿命化にも効果があります。
住友林業の提案は寄棟!
住友林業の提案は寄棟でした。
住友林業の場合は切妻だと外壁が多くなるので、寄棟の方がコスパよく建てることができます。
また寄棟の場合は四方に軒を出しやすいというメリットもあります。
屋根の形はどうする?
提案プランは長方形ではなく、玄関が凹んでいる形の提案をされています。
この場合は普通に寄棟を被せると下の図のような形になります。
通常であればこういった形が施工面積を減らすこともでき、安くしあげることができるのですが、屋根に”谷”が出来てしまいます。
このように”谷”を作ってしまうと、そこから雨漏りのリスクが高まります。
屋根は綺麗な形で一枚にしたいので…
どのように被せようか検討しますね。
そこから設計士さんの提案では以下の図のようになりました。
さすがは住友林業の設計士さん。
綺麗な形に仕上げてくれました。
玄関前の軒を深く出すことで、雨の日に濡れるリスクが下がります。
太陽光を載せる人には他にもメリットがある
建築工事費は高くなるものの、太陽光発電を載せる人には金銭的なメリットもあります。
それは設置時加算です。
住友林業では屋根に二面以上設置する場合、1箇所につき51,000円加算されます。
谷有りの屋根の形の場合、容量次第ではありますが屋根の大きさの問題で一面に置けない可能性があります。
提案プランのように綺麗な形で被せてもらえると、太陽光パネルを一面のみの設置で済むので、この設置時加算はなくなります。
屋根自体は建築工事費の率変動なので、そちらが高くなっても値引き額が大きくなる仕組みでした。
軒の深さは?
前回の打合せで、軒の出について質問していました。
軒は今はどれくらい出てるんですか?
軒は87cmで、雨樋を含めて90cm程になります。
ちなみに玄関前は180cm程出ています。
軒を南側だけ深く出すことは可能ですか?
もちろん可能です。
いいですね!
軒を深く出すと格好良くなります。
出す長さは構造的に20cmか40cmがやりやすいのですが、どちらにしますか?
(安いであろう)20cmでお願いします。
承知しました。
計算が必要なので次回の打合せでお知らせ致しますね。
以上の会話を経て今回提示された軒を深く出す場合の金額ですが…
約30万円の増額でした。
うーん、何とも言えない金額!
基本設計確定までにご検討をお願いします。
約30万円と、何とも言えない増額でした。
まだ確定する段階ではないですが、軒を深くすることによる一つ懸念事項として平屋の(個人的)最大のデメリットである、日当たりの心配がありました。
ちなみに現状のご提案でも、軒は十分にありますよね?
そうですね、約90cmあるので十分だと思います。
軒を深く出すことへの格好良さには憧れましたが、増額ということと日当たりの懸念を考え、現状の90cmのままとすることにしました。
まとめ
今回の記事は、契約後7回目の打合せについてまとめました。
一条工務店と比較した際の住友林業のメリットは設計自由度の高さと、軒を重んじているという点があるとのことです。
設計士さんの提案では、寄棟屋根に”谷”を作らない提案で綺麗な形に仕上げてくれていました。
私達の場合、そこから更に20cm軒を深くすると、約30万円の増額になるとのことでした。
今回はここまでとさせていただきます。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
正直一条工務店さんは「家は性能。」というだけあって、断熱性等は敵わないです…