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いつから使うかわからない子供部屋のレイアウトや大きさを決めるのって大変ですよね。
今回の記事では何がプラン確定をさせるために、まずは子供部屋の広さ・レイアウトから決めた内容を紹介します。
今までの打合せ記録は下記ページをご参照下さい。
前回の記事で現時点でのプランを公開しましたが、
子供部屋の広さは6畳になったり、5畳になったりとブレブレでした。
目次
子供部屋は狭く?広く?
子供部屋は狭く作るのがトレンドです。
理由としては、子供が部屋を使う期間は思ったよりも短いため、他のところにコストをかけるためです。
私達の要望としては、下記二点でした。
- 広さは6畳程度
- リビングからは離す
ところが前回の記事でのプランではリビングからは離れていたものの、広さが5畳と若干小さくなっています。
これは他の部屋の影響を、子供部屋で吸収させていたためです。
まず子供部屋の広さについて検討します。
子供部屋は6畳?
子供部屋は、現時点でのプラン上は縦4マスは確定の状態です。
契約時のプランでは、4マス×3マスの6畳のプランでした。
ただ他の部屋の間取りの影響を受けて、子供部屋は4マス×2.5マスの5畳に圧縮された状態でした。
この状態でベッドを置いた状態についてですが、6畳と5畳を比較すると以下の図のようになります。
ベッドの頭部分はドアとは対角線上に配置するのがセオリーです。
子供部屋6畳はベッドの足元に余裕があるのに対し、5畳ではギリギリです。
ベッド次第では、横に置くのは難しいかもしれません。
もちろんベッドを縦に置いても良いのですが、この幅で縦に置いてもベッドの横は有効利用できそうにないし、模様替えの幅を持たせるためにも可能であれば横に置きたいところです。
居室には窓が必要
建築基準法では、居室として使う部屋には最低限必要な採光面積を定めています。
もし窓がなかったり、小さい窓でで採光面積を確保できない場合は「無窓居室」となり、居室として扱えません。
可能な限り窓を上部にとりつけることで窓を小さくすることはできますが、それでも2マスは必要です。
一部屋は北側につけなければならない予定だったので、もし幅が2.5マスの場合は窓をつけると残り0.5マス、455mm程度しか残りません。
三井ホームだったら天窓にしてたかも…?
天窓(トップライト)の採光補正係数は、原則として「3.0」
エアコンの隠蔽配管・露出配管に注意!
もしエアコンを住友林業経由で頼んで隠蔽配管にするならエアコンの設置場所は自由です。
エアコンは隠蔽配管をおすすめします。
必ず住友林業経由で買っていただくことにはなりますが…露出配管よりも見た目がスッキリします。
昔と比べて技術も進歩しているので、隠蔽配管のデメリットは無いですよ。
もし隠蔽配管にしたら、今後エアコンが壊れたら必ず住友林業経由で買わないといけないんですよね…
住友林業経由でエアコンを購入すると、住友林業の言い値で買わないといけないということもありますが、住友林業のその支店と提携しているメーカーのものからしか選べません。
エアコンメーカーは日立製作所や三菱電機、ダイキン等から選べますが、支店によっては一つしか選べません。※支店と提携しているかによります。
以上の理由から私達は露出配管を希望していたのですが、先程の窓の兼ね合いで、5畳の場合は難しいことがわかりました。
エアコンの室内機は、幅が800mm程度あるため、この場合エアコンを露出配管にすると窓と干渉してしまいます。
5畳とする場合はエアコンを隠蔽配管にしなければなりません。
よってエアコンを露出配管にしたい場合は、私達の場合は必然的に子供部屋は6畳にせざるを得ませんでした。
契約時と同じ、4マス×3マスの6畳に戻すことになりました。
3マス確保できれば、3マス×3マスの4.5畳でも大丈夫だったかな。
私達のプランの場合は縦4マスが確定していましたが、一辺が3マス確保できれば、今のトレンドでもある4.5畳でも十分かなとは感じました。
3マス×3マスさえあれば、学習机等も配置が自由にできます。
子供部屋の仕切り、住友林業はSI間仕切がある!
子供部屋を複数用意する場合、隣同士に配置するパターンの方が多いと思います。
SI間仕切壁というのがあるのですが、よろしければ子供部屋2つの間の壁はそちらにしておきましょうか?
住友林業ではSI(スケルトンインフィル)間仕切壁といって、構造体となるビッグフレームをあえて配置しないことで、将来リフォームをする際に取り外しし易い壁としておくことができます。
音が漏れやすいとか、デメリットは無いですか?
音の漏れ等は変わるだとか、構造的に弱くなる等のデメリットはございません。
将来リフォーム等で壁を外す可能性がある壁にはビッグフレームを配置しないよう、現時点で指定しておく必要があります。
将来のことはわかりませんが音漏れ等のリスクは無さそうなので、子供部屋の間はSI間仕切りとすることにしました。
平屋の間取りで後悔しないために…
間取りはもちろんプロである設計士さんが提案してくれますが、お任せではなく施主もある程度の知識を持って打合せに臨んだ方が納得できるプランに仕上がります。
その方が施主からの提案や希望も質が向上しますし、設計士さんの意図を汲み取りやすくなります。
その結果、打合せがスムーズに進みます。
もっと事前に勉強しておけば、もっと打合せが捗ったかと思うと反省…
私達が事前に勉強した本の中から、おすすめを紹介致します。
こちらの本はイラストが豊富でわかりやすく、初心者向きです。
間取りの基本がわかりやすく、サクッと読めるので重宝しました。
値段も高くはないので、家造りの前提知識を身につけるという意味でもオススメします。
まとめ
今回は子供部屋の広さについて検討しました。
間取りをこうやって決めていくのも、注文住宅の醍醐味だと思います。
私達の場合は子供部屋を5畳か6畳にするかで悩んでいました。
5畳の場合はベッドが入るか怪しいということ、エアコンを隠蔽配管にしなければならないことから、広さは6畳を確保することにしました。
広さだけに気を取られて、窓やレイアウト、エアコンには気づかなかった…
皆さんの家造りの一助になれば幸甚です。
今回はここまでとさせていただきます。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
設計自由度が高い故…