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このブログは住友林業で平屋を建てることとした私達が、これから家を建てる皆様に知っていただきたいという思いから始めたブログです。
今回の記事は、住友林業へ見積段階で支払う申込金5万円についての記事です。
目次
申込金5万円制度
住友林業から正式にプラン提案・見積をしていただくには、契約前とは言え申込金5万円を支払わなければなりません。
契約に至らなければ返金されない5万円、大金ですよね。
今回は5万円を支払うと何をしてくれたのかについて解説します。
申込金5万円を支払うと住友林業がしてくれることは、ざっくり以下の2つです。
・敷地調査
・プラン提案、見積
地盤調査の必要性
土地有りでハウスメーカーを探す場合、住友林業では地盤改良の必要性を確認する地盤調査も申込金5万円が必要です。
他のハウスメーカーで既に地盤改良不要という回答を得ていたので、近隣の方へ騒音の迷惑を考えると再度してもらうのに躊躇していましたが、やはり住友林業でも再度しなければならないとのことでした。
ちなみに他のハウスメーカーと同様にスウェーデン式サウンディング試験です。
他のメーカーでは大丈夫だったけど、住友林業では地盤改良必要と言われたら悲しいな…
今回の建設予定地近隣で弊社の建築実績における地盤改良の実績を調査してきました。
住友林業の担当営業さんが、近隣の住友林業の家をマーカーで印を付けた地図を見せてくれました。
(思ったより住友林業の家って建ってる…!)
近隣の実績では地盤改良が不要だったので、恐らく今回も大丈夫だと思われます。
良かったです。
ちなみに地名で川や海等水に関連する漢字や、低い意味を表す漢字が入っていると地盤改良が必要になる可能性が高いです。
反対に山や丘など高い意味を表す漢字、森や林などの漢字が入っていると地盤改良の必要性が低くなると言われています。
敷地調査の実施
敷地調査報告書は、他のハウスメーカーと比べると厚めの物が挙がってきました。
内容としては以下のとおりです。
- 土地の状況(法務局関連)、登記事項証明書、関係する法律に関する解説
- 道路、敷地、設備の状況
- 都市計画図、埋蔵文化財に関する届け出の必要性、その他役所関係
- 写真
- 現況図、公図、求積図、日照シミュレーション
- 地耐力調査報告書
他のハウスメーカーと比べると埋蔵文化財の確認等、役所関係が多い印象…
日照シミュレーションは平屋だと日当たりが気になってたから嬉しいな
日照シミュレーションはその後のプラン打ち合わせの際に、3Dで各季節の日当たりを確認することができます。
他のハウスメーカーと比べて特に充実していると感じたのは、近隣の家の窓の位置でした。
家造りにおいて、既存の家からの視線は気になります。
他のハウスメーカーでも南側だけ窓の位置を調査してくれたりはしていましたが、道路の向かい側の家の窓の位置まで調査してくれていたのは住友林業のみでした。
この敷地調査の結果は、他のハウスメーカーで間取りを考えるときも使えそう
設計士との打ち合わせ
申込金5万円を支払うまでは営業さんとの打ち合わせのみですが、申込金5万円を支払った後は担当設計士さんも同席しての打ち合わせになります。
この時のプラン提案では、上記の敷地調査結果も反映されます。
私達の敷地は南側に大きな家があったので、3D上で反映されており、日照シミュレーションをソフト上で行うことができました。
この申込金5万円を支払った後のプレゼン資料は3Dで色等も再現された状態でいただけます。
また提案プランは1つだけではなく、2つありました。
1つ目のプランについての記事はこちら
こちらのプランから修正をしていただきました。
ただ設計士さんもいつまでも同席していただくというわけではありません。
私達は契約前に何回も打ち合わせを行ったのですが、
2つ目のプランを提案していただいたところで、設計士さんは同席していただけなくなりました。
契約したお客様との打ち合わせがあるため仕方ないです…
なので5万円を支払って提案していただけるプランは2つが目安だと思われます。
正式に契約していないのに修正希望を言い過ぎた…
5万円はその後どうなる?
結果的に住友林業と契約した私達、契約時に100万円を着手金として入金するのですが、その際には申込金5万円が充当されましたので、契約時の支払いは95万円でした。
ちなみに申込金5万円は払い方は自由でクレジットカードでも払えましたが、着手金95万円は銀行振り込みです。
5万円の価値は?
他のハウスメーカーでは無料でしてくれることを、住友林業は5万円取ります。
ただ、5万円は決して儲けようとしているわけではありません。
人件費の観点から考えてみます。
住友林業の平均年収は2020年3月時点で約860万円と発表されており、時給に換算すると約4,500円です。
営業さん、設計士さんと2時間打ち合わせをすると、4,500×2×2=18,000円の人件費が発生しています。
3回打ち合わせをしたら5万円を超えます。
また、敷地調査にも15万円程かかっているそうです。
なので5万円では住友林業に儲けはなく、むしろ赤字です。
他のハウスメーカーですと、契約しなかった相手分の経費も契約した相手から取らなければなりませんが、住友林業の場合は等しく5万円を徴収しているので、一人ひとりの負担は少なくなります。
契約した私達だからこそ言えることかもしれませんが、住友林業の5万円制度は妥当であると考えます。
また他のハウスメーカーにする場合でも、「住友林業に払った5万円が惜しい」と言えば5万円くらいはすぐ値引きしてくれると思います笑
まとめ
他のハウスメーカーでは無料でしてくれる敷地調査・プラン提案・見積について、住友林業では5万円必要です。
契約前の段階ではかなり抵抗がある金額だと思われます。
ただこれは住友林業が儲けようとしているわけではなく、住友林業への本気度を確かめる、言わば踏み絵のようなものです。
敷地調査や住友林業の設計士によるプラン提案だけでも聞いてもらう価値はあるかもしれません。
最初はかなり抵抗がある5万円でしたが無料でなくコストを負担する分、しっかりプラン提案をしてくれるという印象もありました。
少しでも住友林業が気になる方は払う価値はあると思います。
申込金5万円を支払う前でも、設計相談会で簡単なプラン提案と概算見積を出していただくことは可能でした。
設計相談会についての記事はこちら。
概算見積の記事はこちら。
今回はここまでとさせていただきます。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
他のハウスメーカーは無料なのに…