稼ぎ頭は○○事業!住友林業グループの事業を紹介




このブログを見ていただいている方の多くは住友林業を検討中の方、契約済みの方ではないでしょうか。

打ち合わせをする相手がどの様な会社か知ると、打ち合わせって楽しくなりませんか?(私だけ?)

今回は今までとは趣向を変えて「住友林業」という大企業を更に詳しく知って、打ち合わせが楽しくなることへの一助になればと思い、この記事を作成しました。



実は高配当銘柄!投資家から見た魅力とは?

住友林業は、22/12期年間(予定)一株当たり配当金額(年間)は125円と公表しています。

この記事を執筆している時点(11月26日)の終値で2,404円なので、予想配当利回り5.20%と高配当となっています。

せんろく妻

つまりどういうこと?

せんろく夫

例えば住友林業の株を500株(1,202,000円分)持っていたら、配当金が年間62,500円(税引前)もらえるってこと。

ちなみにROEは2019~2021年平均12%、自己資本比率は21/12期実績で37.7%と比較的健全な体質となっています。

ちなみに2022 年 6 月 21 日(火)のアナリスト・機関投資家向け質疑応答で住友林業側としては「当社株価に関しては、PBR や PER 等の指標だけ見れば、株式市場からは評価いただけていない部分もある」と発言しており、住友林業としては現在の株価は安いと感じているようです。

住友林業って何してる会社?

住友林業のイメージと言えば1975年に参入した木造注文住宅事業ですが、1691年の住友家が愛媛県・別子銅山の開坑に伴い、木材の伐採・調達を開始したことが源流です。

元々は山林事業から始まった会社なのです。

会社としての歴史は長いですが、ハウスメーカーの歴史としては短いと感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

実は日本のハウスメーカーの歴史は1947年の大和ハウスが先駆けと言われており、意外にも歴史が浅い業界なのです。

以前別のハウスメーカーのルーツを紹介した記事を書きましたので、併せてお楽しみ下さい。

まずは住友林業がどんな事業をしているかを紹介します。

住友林業の事業は?

住友林業グループの事業セグメントとしては以下のとおりです。

  • 木材建材事業
  • 海外住宅・不動産事業
  • 住宅・建築事業
  • 資源環境事業
  • その他事業

それでは事業別に見ていきます。




木材建材事業

こちらが住友林業の源流でもあり現在も引き継がれている、THE 住友林業というべき事業ではないでしょうか。

国内の木材・建材業界No.1商社でもある住友林業、流通から製造、販売までトータルにプロデュースをしています。

海外住宅・不動産事業

主にアメリカとオーストラリアに進出しています。

日本の様な和モダンで売っているわけではなく、各国の気候や住民のニーズに合わせたデザインを展開して売り出しているようです。

住宅・建築事業

ご存知「住友林業の家」の事業です。

このブログをご覧になっている方はほとんどこの事業に当てはまるのではないでしょうか。

木造注文住宅の代表として今後も業界を引っ張っていっていただきたい事業です。

最近力を入れてきている賃貸事業もこちらに含まれます。

資源環境事業

あまり聞き慣れない事業ですよね。

こちらは国内・海外の植林事業に加えて、環境エネルギー事業も含まれています。

これは太陽光発電はもちろん、木質バイオマス発電がメインです。

バイオマスとは、動植物などから生まれた生物資源の総称

木質バイオマス発電を実施することで森林から育てた木で家を建築し、その余りで木質バイオマス発電を実施することにより、住友林業の提唱する「ウッドサイクル」が完成します。

エネルギー事業?と思いきや、ここでも住友林業らしさが発揮されていますよね。

その他事業

住友林業で家を建てられた方のうち、多くの方が利用される「スミリンエンタープライズ」の火災保険や、介護事業や宿泊事業が該当します。

さすが大企業というだけあって、非常に幅広いジャンルの事業まで展開されていますよね。

住友林業の稼ぎ頭は?

住友林業が定めている中期経営計画「Mission TREEING 2030 Phase 1」(2022年12月期~2024年12月期)の2024年12月期の目標売上高は以下のとおりです。

木材建材事業2,640億円
海外住宅・不動産事業9,540億円
住宅・建築事業5,470億円
資源環境事業265億円
その他事業290億円

世間のイメージが強い「住宅・建築事業」が主力ではなく、なんと「海外住宅・不動産事業」が主力となっています。

売上のメインはアメリカで、リーマンショック後の着工戸数の減少をうまく取り込むことができ、2003年に進出したアメリカでの住宅事業が一気に住友林業の主力事業へ成長したようです。



引き渡し戸数

そんな海外住宅事業についてですが、アメリカのみの2021年度の引き渡し戸数は11,230戸と、日本国内の実績9,711棟よりも多くなっています。

名実共に今後も住友林業の事業はアメリカがメインになってきそうですね。

まとめ

今回の記事は「住友林業の家」というよりも住友林業グループに着目して、事業を紹介しました。

実は日本国内の住宅事業よりも、アメリカ等の海外住宅事業が主力になっているとは驚きですよね。

その他にも木質バイオマス発電を実施している資源環境事業等、脱炭素に貢献してくれている企業だと感じました。

今回はここまでとさせていただきます。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!


参考になる先輩方のブログです。

併せてお楽しみ下さい。

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